逆境の絵師 久隅守景親しきものへのまなざし

港区 サントリー美術館 TEL.03-3479-8600 

開催期間:2015年10月10日(土)~11月29日(日)

幕府の御用絵師として活躍した狩野探幽(1602〜1674)門下の四天王の筆頭と目された久隅守景(生没年不詳)の作品を集め、その画業と謎に包まれた半生に迫る。代表作として知られる国宝《納涼図屏風》(東京国立博物館蔵、10月10日〜11月3日展示)をはじめ、寺外初公開となる《知恩院小方丈下段の間 四季山水図襖》(京都・知恩院蔵、寛永18年(1641)頃、10月10日〜11月3日展示)、高岡市指定有形文化財《四季山水図襖》(富山・瑞龍寺蔵、明暦年間(1655〜58))など約60件を展示替えをしながら紹介するのに加え、娘・清原雪信、息子・彦十郎の作品も展示する。